側弯症で当院に通院希望の方へ

側弯症の方で通院を希望される方は、このページの注意事項や当院の側弯症に対する考え方をよくお読みになり、

すべての内容に納得された方のみお申し込みください。

側弯症の方の受付について

現在、当院は大変混み合っており、新規のお客様の受付を停止している状態です。

ただし、側弯症の方に関しては、他に診られる整体院が少ない上、側弯が進行して大手術になってしまう場合もあるので、空きが出てきた場合のみ定期的に新規の受付を再開しております。

受付を再開する際には、当ブログとホームページから事前にご案内いたしますので、あらかじめご了承ください。

受付期間外にお申し込みされても、お引き受けできませんので、期間外のお申し込みはご遠慮ください。

受付再開時には、以下の内容を全てご確認の上、十分納得されてからお申し込みくださいますようお願いいたします。


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側弯症の方は10度台のごく軽度の方でも最初の3か月程度は2~3週間に1度の来院が必要です。これは進行したり逆戻りしたりする側弯に先回りして施術していく必要があるからです。

側弯症が順調に改善されて、施術の間隔を空けても良い状態を維持できるようになると、1か月に1回程度のメンテナンスに移行します。


改善スピードや側弯の程度によってはもちろんそれ以降も2~3週間に一度の来院が必要です。

通院の場合、基本的に同じ曜日の同じ時間帯に通院して頂く形になります。ご希望の曜日によって順番が前後します。(土日は大変混み合っております。)


通院のご予約をお取りした後は、最低でも最初の3か月は2~3週間に1度は通院する心づもりをお願い致します。

必要な間隔で定期的に通院するつもりのない方はお申し込みをご遠慮ください。

一人新規の側弯症の方の施術をお引き受けするごとに、一人あたり1か月2~3枠をその方のために空けてお待ちしております。

真面目に通院して頂けないと、ほかに施術を受けたい方が施術を受けられず、当院の収入減にもつながります。

安易な気持ちでお申し込みにならないようお願いいたします。

(申し訳ありませんが、一度施術を受けてから通院するかどうか判断する、ということもご遠慮ください。)


※また、「側弯症は改善する」ということを知っていただく目的のために、施術前後に撮影した写真をブログ等に掲載させて頂きますのであらかじめご了承ください。写真の掲載に同意できない方の施術はお引き受けできません。一部の方だけのご厚意に頼るわけにはいきませんので、どなたにも一律でそのようにさせて頂きます。掲載に際しては、ご本人のプライバシーには十分に配慮いたします。

現代医学の側弯症治療の現状

側弯症は、正式には脊柱側弯症と言い、背骨が後ろから見た時にS字やC字に曲がってきてしまう病気で、医学的には手術以外では「治らない」と言われている病気です。古来、世界中で側弯症の治療のためにあらゆる方法が試みられてきました。側弯症の方を頭方向と足方向に引っ張る方法、上から吊り下げる方法など、コルセットや手術以外に様々な方法が試みられた結果、現在の医学では世界的に側弯症は手術以外では「治らない」とされています。


厳密に言いますと、医学的には「治る側弯症」と「治らない側弯症」があるとされ、

・「治る側弯症」が不良姿勢等から一時的に起こる「ねじれを伴わない側弯」であるのに対し、

・「治らない側弯症」は原因不明です。


「治らない側弯症」への医学的対処法としては、以下の2つの方法しかありません。

【コルセット】通常25度前後から着用を検討します。コルセットは胴体をマネキンの中に収めるような大掛かりなもので、上半身の動きが大きく制限されます。毎日1日23時間もコルセットを装着する窮屈な生活を何年も送っても、現状維持の効果しかなく、側弯を治すことはできません。

【手術】背中を大きく切開して背骨を正しく並べて再び悪化しないように金属で固定するという手術によって側弯を改善させるもの。通常50度前後から手術を検討するようです。


どちらにも当てはまらない方は、定期的に病院に検診に行ってレントゲンを取り、進行しているかどうかをチェックするだけです。側弯症の患者さんや親御さんは、当事者でありながら側弯症が進行していくのをただ漫然と眺めていることしかできません。


側弯症は10代で発覚することが多いので、医療への関わりは親御さんが主体となって行うことが多いのですが、親御さんのお気持ちとしては、

・本当にただ漫然と進行していくのを手をこまねいて眺めていることしかできないのか

・何か少しでも日常生活で気を付けることで改善できることはないのだろうか

・本当にこんなに苦しそうなコルセットを1日23時間も付けなければならないのだろうか

・本当に手術をするしかないのだろうか、本当に手術以外に治す方法はないのだろうか

などなど、おっしゃることは至極もっともなことばかりです。

私が親御さんの立場であれば同じように思うでしょうし、ただ漫然と眺めていることしかできないなんて、親としてじれったくて耐えられないだろうと思います。


近年多くの公立学校の健康診断で側弯症のチェックが行われるようになったため、これまでは見逃されて気付かないまま大人になっていたような人もチェックに引っかかるようになりました。

しかし現状は、側弯症を専門に診られる医師が少なく、大学病院などの側弯症専門外来は、予約を取るだけでも数か月待ち、待ちに待った予約日は学校を休んで受診し、そこで受けるのはレントゲンによるチェックと三分診療だけ、という状況です。学校のチェックに引っかかった方の人数に見合う受け皿が用意されていないのです。


そのために我が子の側弯症をなんとかできないかと、あちこちの整体院や民間療法などを調べたりなさっている親御さんが増えており、当院にも側弯症にお悩みのお客様のご相談が大変増えています。学校等で指摘を受けて診断を受けたばかりの方、コルセットをこれから制作される方、コルセット使用中の方、コルセットを外す許可が出てこれ以上進行しないと言われた方、成人後に側弯が進行し始めた方、手術を視野に入れるように言われた方など、あらゆる状況の方が当院にお越しになっています。


けれど、表向きは医学的には「側弯症は手術以外では治らない」のですから、親御さんは整体院などに行くことはお医者さんから禁じられています。当院に相談に来られる方の多くは、今かかっている主治医には内緒でお越しになっっているケースばかりですし、ご両親の意見が割れて、お父様は医師に従うべきだという意見のところを、お母様がお父様に内緒で相談にお越しになるケースも少なからずあります。

もしかすると当院以外にも、このように、実は側弯症を治せる技術を持ちながら、医学との兼ね合いに遠慮してそのことをオープンにできない治療院もあるのかもしれません。


しかし整体院の中には、残念ながらびっくりするほど高額な治療費を請求されたり、週に何度も通わされても何の効果もないような整体院もあるようです。(すべて側弯症の方ご本人や親御さんからお聞きしたお話です。)

ですから、側弯症を治すことができなかったり、むしろ悪化させたり、側弯症治療を名目に不当に高額な料金を請求している治療院に行くなどして、患者さんが辛い思いをしないために、お医者さんの警鐘には一理あるのかもしれません。

整体院と言ってもピンキリですから、施術を受けたせいで側弯症が悪化するような整体院もあるのかもしれません。他の整体院でボキボキされてムチウチやぎっくり腰などの治療事故に遭い、かえって体調不良に悩まされるようになって当院に相談に来られる方も多いので、「さもありなん」とは思います。

当院の側弯症の方への対応について

当院では側弯症は基本的に「改善するもの」ととらえています。当院の整体でほとんどの側弯症は改善しています。もっとも、側弯が酷く進行して、背骨そのものが変形したり擦り減ったりしている場合や、生まれつきの骨や内臓の病気、筋ジストロフィー等の病気など、重度の側弯症や他の重い疾患を伴っている場合は残念ながら当院では対応できませんが、他に大きな疾患を伴わない50度程度までの側弯症であれば、ねじれを伴っていても改善しています。


日本の医療の現状では、医師法との兼ね合いがありますから、医学的に治らないと言われている方の施術を整体院でお引き受けすることには当然リスクがあります。現状、整体師の法的な立場は弱く、医学的な問題には口を挟めません。


当院では、側弯症以外にも医学的に原因不明で治療不可能な様々な疾患や痛みが改善していますが、それを医学会に発表する場は残念ながらありません。ですから、もし医師が医学的に正しいとされる処置(経過観察かコルセットか手術)をして側弯が進行しても、医師は責任を問われませんが、整体師が医学的に正しいとされる方法以外の施術をして側弯が進行した場合、整体師は法的に責任を問われる可能性があります。


当院には、側弯症以外にも様々な疾患や症状で悩んでおられる方のお申し込みが常にある中で、私は医師法に引っかかるリスクを冒してまで側弯症の方の施術をお引き受けしなければ経営していけないほど、お客様に困っていません。ですから、ビジネスライクに考えるならば、私が側弯症の方への施術をお引き受けする必然性はないのです。


しかも、お金の話をして恐縮ですが、当院の料金体系は、初診の方を多く受け入れたほうが儲かるようなシステムにしてあります。側弯症の方を一度で完全に治すのは不可能なので、側弯症の方には2~3週間おきを目安にリピートしていただく必要があるのですが、当院の料金システムではリピーターの方を多く受け入れるほうが儲からないのです。なぜ私がわざわざそのような料金体系に設定しているかと言えば、本当に当院の施術が必要なお客様にできる限りご負担なく通っていただけるようにするためです。

お金の話までして何が言いたいかと言えば、私が決して側弯症の方の弱みに付け込んで集客したり不当なお金儲けをしたり、高額な料金を請求しているわけではないことをご承知いただきたいからです。


ですから、私が医学的に治らないと言われる側弯症の方への施術をお引き受けしているのは、私の不当な金儲けのためではなく、あくまでも純粋に側弯症の方やご家族の方のお力になりたいからです。コルセットを1日23時間着用したり、背中を大きく切開するような大手術を受ける以外にできることは本当に何もないのだろうかと不安な思いにかられながらも、お医者さんの指示により、側弯症が進行するのをただ手をこまねいて眺めている以外に何もすることができずに今も辛い思いで過ごされている多くの側弯症の患者さんやご家族が大勢いらっしゃいます。その方々のために、あえてリスクを承知でこの記事を書いております。

<この項、後日加筆予定あります>

「側弯症が改善する」とはどういうことか

それでは、「側弯症が改善する」とはどういうことでしょうか。背骨が真っ直ぐになりさえすれば、それを完治したと言えるでしょうか。


当院にお越しになっている側弯症のお客様の中には、手術やコルセット生活を終えて、お医者さんから「治った」とか「もう進行しない」と言われたのに、大人になってからまた再発したという方が珍しくありません。

5年間も1日23時間コルセットを装着する苦しい生活を頑張ったにも関わらず、コルセットを外した途端に進行し始め、「手術しかない」とお医者さんに言われて当院に相談に来られるケースはよくあることです。

手術をされた方の場合は、背骨自体は曲がっていないのですが、腰の筋肉(脊柱起立筋)が左右どちらかだけ異様に盛り上がったり、肩の高さが違ったり頭が傾いたり骨盤が歪んだりして、明らかに「背骨以外の部分はまだ捻じれていこうとしている」状態にあり、慢性的な首痛や腰痛に悩まされている方がいらっしゃいます。


なぜこのようなことが起こるのかと言えば、側弯症を「根治を目指す病気」だととらえることにそもそもの問題があるのだと私は考えます。側弯症は遺伝性の病気と言われています。側弯症を発症する素因を持っている方は、ほかの方なら問題にならないような些細なきっかけで発症します。


例えば私がこれまでに拝見してきた方で、強い因果関係がありそうだと感じる生活習慣としては、

・バレエやダンスや体操などの身体を柔軟に使うスポーツをされる方

・バレーボールのように体を強くねじった状態のままジャンプから着地するようなスポーツをされる方

・歯列矯正の経験のある方

・不登校のお子さん(一日の中で姿勢を正しく過ごす時間が短いからではないかと想像していますが、逆に側弯症のために学校にいく元気が出ないとも考えられます)

などに側弯症の方が多いという実感を持っています。(もちろんそういう経験のない方が発症されているケースも多々あります)


だからといって上記のスポーツや歯列矯正や不登校の経験がある方が全員側弯症になるわけではありません。どんなに姿勢の悪い子でも、側弯症にならない子は絶対にならないのです。あくまでも、側弯症の素因を持った方は、そのような体の一部に日常的に左右非対称な負荷をかけることをきっかけとして発症しやすいということです。


このことから何が言えるかと言いますと、一時的に背骨を真っ直ぐに「治した」としても、上記のようなスポーツや歯列矯正など以外にも、

大人になってからの生活にも、仕事上身体を左右非対称に使ったり、姿勢を悪くしなければ作業ができないなど、再発のきっかけになるようなことはいくらでも潜んでいますから、

そういう生活習慣をきっかけとして再度進行し始める可能性はいくらでもあるということです。

側弯症になりやすいという素因自体は遺伝子レベルでその体に組み込まれたもので、その遺伝子は一生消えません。

一時的に背骨を真っ直ぐにしたり、進行が止まったとしても、それが一生再発しないという保証はどこにもないのです。


ですから、側弯症は「根治を目指す病気」ではなく、「上手にコントロールしながら一生付き合っていく体質」だと受け止めるべきだと当院では考えています。

例えば喘息やアトピー性皮膚炎などの体質を持った方は、幼い頃に発症することが多く、その後は治ったり軽くなったりしながら成長していかれますが、中には大人になってから、仕事のストレスや環境などの影響によって再発する方もいらっしゃいます。

また、幼い頃の辛い症状は出なくなってからも、例えば部屋を常に清潔にするとか、動物を飼わないとか、洗剤やシャンプーの成分に気を付けるなど、大人になってからも症状を出さない工夫をしている方は珍しくありません。

それは、ご自分の体質と上手く付き合い、発症させないようにコントロールしている状態だと言えます。


私は側弯症とは、このような「体質のようなもの」だと受け止めるべきなのであって、根治を目指すのではなく、一生その体質と上手く付き合っていく方法を見つけ、上手にコントロールしていく病気だと考えています。


<この項、後日加筆予定あります>

側弯症をどのようにコントロールするか

当院の側弯症のお客様のお写真をご覧頂くと、施術前はほとんどの方が施術後に比べて姿勢が悪い印象があると思います。当然のことながら、これは決して側弯症の方がだらしないということではありません。ご本人は「これが気を付けの姿勢だ」と思って真っ直ぐに立っているつもりなのです。けれど、ご本人の感じている真っ直ぐの感覚と、客観的に見た良い姿勢との間に隔たりがありすぎる状態が側弯症だとも言えます。ご本人は、どのように立てば正しい真っ直ぐな姿勢になるのかが分からないのです。

それを、無意識にリラックスして立った時にも自然に真っ直ぐに姿勢よく立てるようにしてあげることがまず第一目標です。


なぜなら、常に良い姿勢をしているのに背骨が曲がるということはあり得ないことだからです。

側弯症は、背骨だけが歪んでいる状態ではありません。背骨には頭や骨盤や肋骨が直接つながっており、最終的には全身がつながっています。

そのため、背骨が曲がっている時は、必ず頭が傾き、骨盤が歪み、肋骨が歪んでいます。肩甲骨のでっぱり方に左右差が生じ、腕が左右非対称にねじれ、左右どちらかの足が内股になります。

姿勢の崩れの発端は本当に些細なことです。例えば、腕のねじれや、左右どちらかの足の内股などは、それ単体で見れば大した歪みではありませんが、その些細な歪みを補うためにほかの箇所が歪み、ひいては側弯につながってしまうのです。


ですから、その些細な歪みの発端を見極めて毎日整え、日々の歪みの蓄積を毎日リセットしていくことにより、姿勢の崩れを引き起こさないように姿勢をコントロールしていくことが必要です。

身体はご本人が毎日24時間使っているものです。2~3週間に1度当院の整体を受けさえすれば、あとは日常どんな姿勢をしていても側弯症が治るというような虫のいいことはあり得ないと思ってください。

お客様には毎回少しずつ、日常に取り入れていただきたい簡単なストレッチや呼吸法などをお伝えします。どれも寝転がったり、ながら時間やお布団の中で、数十秒~数分程度で簡単にできるものばかりです。疲れるものや大変なものや努力の必要なものなどは一切ありません。最小限の負担で最大限の効果を出せるように工夫しております。ただし簡単なものだからとあなどってサボっていては効果を出せないばかりか、日常の姿勢によってはさらに側弯が進行することもあり得ます。


また、日常生活で姿勢を崩さないための最低限の工夫も、可能な限りご協力ください。例えばPCのモニターを目の高さに設置する、椅子の高さを変えたりクッションを購入して頂く、うつむき姿勢での作業を控える、こたつやちゃぶ台で勉強や仕事をしない、寝具を(場合によっては)変えるなどです。

せっかくお金を払って定期的に通院されているのですから、最大限の効果を実感できるよう、できる限り真面目に取り組んでくださいますようお願いいたします。

好転反応について

当院の整体はボキボキ骨を鳴らしたり、グイグイ強い力で揉んだりすることのない、非常にソフトな整体です。基本的には優しく体に触れるだけの施術です。施術者が体を変えるのではなく、お客様のお身体自身の力で治っていくことを促す施術です。お身体の要求によって変化していくため、身体にとって悪い変化は一切起こりません。

ただし、お身体のバランスが変わっていくということは、これまで酷使していた筋肉を使わなくなったり、これまで使っていなかった筋肉を使うようになったり、血行の悪かった場所に一気に血が通いだすなど体のあらゆるところが変化するということです。側弯症の方に限らずどの方も、施術後は一時的に好転反応が起こることがあります。これは整体によって身体の状態が悪化したのではなく、身体の歪みが整っていく経過に伴って、身体が長い緊張状態から解放され、新しい身体のバランスに馴染んでいくための、一過性のものです。


ただ、側弯症の方の場合、こうした好転反応が強く起きやすい傾向があります。

側弯症の方を一度の施術で完治させることは不可能ですし、身体つきや骨格のバランスや姿勢が変化していく中では、一時的には重心の不安定な時期を通らざるを得ません。

また、側弯症の方は、ほぼ全員の方に頭の歪みや首の骨のずれが見られます。そのため、頭や首の骨の調整をいたします。調整と言っても頭や首に優しく触れるだけなのですが、脳に近い場所であり、目や三半規管も影響を受けやすいため、ほんの少しの変化でも、強い好転反応が起きることがあります。


具体的には、施術翌日から2~3日程度、頭痛・だるさ・めまい・眠気などを訴える方が多いです。

酷い方の場合は、発熱・吐き気・下痢などが起こることもあります(首を調整した後は強い反応が出やすいです)。

また、施術後は一週間くらいかけて新しいバランスに馴染んでいきますので、その期間は何等かの体調の変化があってもおかしくないという心づもりでいてください。


施術当日の施術後には外出の予定は入れずに真っ直ぐ帰宅して頂き、安静を確保してください。家事や勉強なども控え、だるいなら横になる、眠いなら寝てしまうなど、できる限り身体の要求のままにお過ごしください。また、頭や首の調整をしておりますので、できるだけ入浴は控え、どうしてもという場合も洗髪や長時間の入浴はやめてください。

翌日以降は通常通り生活して頂いて構いませんが、好転反応が出ている間は激しい運動や重い荷物を持つことは控えてください。


当院の施術は優しく触れて変化を促すだけですので、基本的にはそのお身体にとって必要な変化しか起こりませんが、脳に近い場所が変化する時期は大事を取るに越したことはありません。

お子さんの場合、好転反応が辛い時はやはり安静が一番ですので、学校に行く元気のない時には欠席させてあげることもありうるとご承知おきください。

頭痛などが辛い時は市販の頭痛薬を飲んでいただいて構いませんが、学校に行かせるために薬を飲むのではなく、痛みをやり過ごすためと思ってください。鎮痛剤は痛みをマヒさせているだけで実際には症状(好転反応)は出ており、それは「今は安静に過ごしなさい」という身体からのサインですので、サインに従ったほうが整体の効果が出やすく、好転反応や施術後の変化もスムーズです。

もちろん、大人の方は仕事を休めなかったり、お子さんでも学校行事や定期試験など、安静にしている場合ではないこともあると思いますので、そこは皆さんの生活の中で判断して頂くしかありません。当然、施術で最大限の効果を得ようという費用対効果を重視して考えるなら、安静にすることが望ましいです。

好転反応が出ることが予想される時期と、大事な仕事や行事の時期はあらかじめずらすようにスケジュール調整されることをお勧めいたします。