胸のしこりを取る方法(母乳の出を良くする方法)
今日は完全に女性の方向きの話題です。
先日、小林麻央さんの乳がんが公表され、その若さや、下のお子さんのお産から間もない時期であったことから、私も驚きをもって受け止めました。
胸のしこりに悩む方は驚くほど多い
以前にも北斗晶さんの乳がんが公表された時にブログを書かせて頂いたのですが、その時は、「出産した方はできるだけ母乳育児をしてください」ということを書きました。
くわしくはこちらの記事をお読みくださいね。
統計的に、出産経験があって母乳育児をしなかった方は、母乳育児をした方や出産経験のない方に比べて、乳がんになる確率が高いからです。
小林麻央さんが母乳育児をされたのかどうかは存じ上げませんが、お若いことや出産後まもなくの発病であったことから、よほどのレアケースだったのかなと思います。
女性にとってはとても大切な部位であるバストが病気に冒されてしまうことがどんなに辛いことかと、心が痛みます。
一方で、当院のお客様には、胸のしこりや早期の乳がんの切除手術を過去に経験されている方や、手術まではいかなくとも胸のしこりが気になるとおっしゃる方が、驚くほど高率でいらっしゃいます。
きちんと数えていませんが、実感としては、2~3人に1人はいらっしゃる感覚です。
この方々は皆さん切除手術や多少の放射線治療で済んだそうで、小林麻央さんのような進行がんではなかったようですが、
それにしても乳がんの罹患者が増えているという統計の通り、私の実感としても胸のお悩みをお持ちの女性は想像以上に多いのだなあと感じます。
単なる胸のしこりと、進行性の乳がんを分けるものが何であるか、私には分かりません。
単なる胸のしこりの段階を通らずに、いきなり乳がんとして発症するのか、
それとも単なる胸のしこりの段階を経てから乳がんに移行するのか・・。
ただ、もし胸のしこりを予防することが乳がんの発病を予防することに、多少なりともつながるのであれば、そのために整体は微力ながら役に立てると思います。
突然ですが、女性の方は、ご自分のバストをくまなく触ってみてください。
バスト全体がくまなく均一に柔らかいという方は、多分少ないのではないでしょうか。
というのも、バストは単なる脂肪の塊ではなくて、中に乳腺が存在し、母乳を分泌するれっきとした器官です。
にも関わらず女性の一生の間にその器官が使われる時期は限られています。
ですから、下着等の外部の刺激やホルモンバランス等により、もともと乳腺の詰まりや循環の偏りが生じやすいのです。
バストを触ってみて、少しでも均一の柔らかさでない箇所や痛みを感じた方、左右の柔らかさが違うと感じた方は、以下の方法を試してみてください。
母乳の出が悪い方にも効果があります。
胸のしこりを取る方法
①バストに違和感を感じた側の手(右のバストなら右手)を手のひら側から見ます。
②中指と薬指の付け根の間から、手相でいうところの感情線までのラインを見立てます。
③その箇所を感情線から中指と薬指の付け根の間に向かって、指先で2~3回軽くなでます。
(※強くゴシゴシこすったり、爪で引っかいたりしないでください。何度もしつこくやる必要はありません。あくまでも指先の腹で優しくなでる程度を2~3回で十分です)
図にすると、以下のような感じです。
(赤い線の箇所を矢印の方向に向かってなでます)
一日に数回、気付いたらやってみてください。(何十回もやる必要はありません)
早い人なら十数分後、遅い人でも数日後には、バストが以前より均一に柔らかくなっていることに驚かれると思います。
なぜ手の平とバストが関係あるのか怪訝に思われるかもしれません。
これは共鳴法という整体の手法で、手が全身に対応する地図になっていると見立て、対応する手のポイントに軽く触れると、対応する身体の部位が驚くほど反応するのです。
(当院の施術の受けた方が声をそろえて、「手を触るだけで身体が反応するのが不思議」とおっしゃるのはこの手法です。詳しくはお客様の声をご覧ください。)
この箇所は小胸筋という筋肉を緩めるポイントなのですが、小胸筋は乳がんや母乳の出を良くするための急処(重要ポイント)なのです。
もちろんこれをやっていれば乳がんを完全予防します、ということを保証するものではありませんが、バストの違和感は改善し、少なくともバストの状態はかなり良くなります。
私はまだ経験がありませんが、この手法を使っている先輩整体師さんの中には、これを毎日行うことで、胸にしこりのあるお客様の手術を回避させることができた方もいらっしゃいます。
乳がんの予防のためにはほかにも食生活や、ホルモンバランスを整えること(月経周期を正常にすること)など、気を付けるべきことはありますが、その一つとして、是非気楽に試して頂ければ幸いです。
バストに関しては、まだ語り足りないことがありますので、次回以降、しばらくバストのお話を続けたいと思います。
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