肋骨の歪みと、胸のしこりや胃下垂との関係
男性の方には申し訳ありませんが、もう少しバストの話題を続けます。
といっても、今日は肋骨のお話がメインですので、男性の方にも関係があります。
是非男性の方にもお読み頂ければ幸いです。
前回のバストのお話の記事は、投稿した直後は反応が鈍かったのですが、
数日経ってから「手をなでるヤツ、すごく効き目がありました~!」「バストがすごく柔らかくなりました!」という嬉しいご報告を頂きました。
試してから効果を実感するまでのタイムラグがあったのですね。
確かに、手をなでるだけでバストの状態が改善するなんて、突然言われても「ハア?」という感じかもしれません(^ ^;
でも騙されたと思って、まだの方は、今からでも是非数日間試してみてくださいね。
お金もかからないし、ストレッチや体操のような億劫さも、疲れも痛みもなく、いつでもどこでも思い出した瞬間にできることです。
仮に効果がなくても、何も損をすることはありませんから、効果が出たら儲けものという気持ちで、是非気軽にトライしてみてくださいね!
できる限り多くの女性が、大切なバストの病気に苦しむことなく、健康に過ごして頂くために、是非お試し頂きたいです(^ ^)
肋骨の歪みとバストの関係
さて、突然ですが、アンダーバストから下の肋骨の位置にかけて、左右に手の平を当てて、肋骨の形を確認してみてください。
(男性の方も、肋骨の下のほうの左右に、手の平を当ててみてください。)
左右の肋骨の形は左右対称になっていますか?
肋骨のカーブの形が左右対称ではなかったり、左右どちらかの肋骨が潰れたようになっている方はいらっしゃいませんか?
統計を取ったわけではありませんが、施術をしている私の実感として、胸のしこり等、バストにお悩みのある方や胃下垂の方は、肋骨の形が左右対称ではない方が多いと感じています。
また、肋骨が左右対称でない場合、バストそのものの大きさが左右で異なる方も多いです。
利き腕による筋肉の発達差から、バストの大きさは左右で多少異なるものだという説明は私も聞いたことがありますが、
それはともかく、身体の歪みの著しい方は、バストの大きさの左右差が大きいというのが、私の実感です。
バストの大きさの左右差は固定されたものではありません。
身体の歪みが整っていくうちに、「バストの大きさが左右で揃ってきました」とおっしゃる方は多いのです。
ですから、肋骨もバストも左右差を感じるような方は、「バストの大きさは左右違っているのが普通だ」などと安心せず、身体の歪みを整えることを検討されることをお薦めします。
(※ちなみに、こうしたことは、なかなか男性の整体師さんにはご自身の実感がないので分かりづらく、異性のお客様のバストも確認しづらいこともあり、男性の整体師さんはご存知ないことが多いのです。結果としてあまり整体の世界の共通認識となっていないのが現状です。)
以前、整体の先生が「子宮筋腫とは骨盤の歪みを埋めるためのアンコのようなものではないか」とおっしゃっていました。(私もそれを感じる症例が多いと感じています)
骨盤の歪みを整えた結果、(子宮筋腫を治す目的ではなかったのが結果として)子宮筋腫がなくなったり、小さくなったという報告を頂くことが多々あるからです。
それと全く同様に、「胸のしこりやバストの大きさの左右差は肋骨の歪みを埋めるためのアンコではないか」と感じています。
もちろん、全てのしこりに当てはまるわけではないと思いますが、
それでも、バストのお悩みと肋骨の歪みが同時に起こっている方は想像以上に多いというのが私の実感です。
肋骨の歪みは胃下垂や鼻の歪みにも関係している
ところで、この肋骨の歪みは、実は胃下垂にも関係があります。
男性の方も、胃下垂や内臓下垂にお悩みの方はいらっしゃるかと思います。
胃下垂の方も、肋骨が左右対称ではなく、左右どちらかの肋骨が潰れたようになっていることが多いのです。
肋骨の変形のために胃の収まる場所が失われて胃が押し出され、結果として下垂してしまうのか、
それとも、先に胃が下がって、空洞になった場所の肋骨が潰れたのか、
どちらが先かは分かりませんが、上記のバストと肋骨の関係同様、胃下垂と肋骨も関係があるのです。
肋骨の内部は肺をはじめとして多くの内臓を内に守っている大切な空間です。
胃下垂になると痩せるのでラッキーと思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、
本来肋骨の内側に大切に守られることを前提に設計されている内臓が、肋骨の外側に飛び出してしまうことは、決して望ましいことではありません。
さらに言いますと、肋骨は鼻腔とも相関関係にあります。
骨盤が歪むと顎も歪むのと同様、肋骨が左右対称でない方は、鼻が歪んでいたり左右対称でなかったりすることが多いというのが私の実感です。
肺と同様、鼻腔も、呼吸のために欠かせない器官です。
左右に広がる空間を持つ形状的にも、その機能的にも、肋骨と鼻腔に関連があるというのは、考えてみると納得という気がしますね。
肋骨は、一般的には背骨や骨盤などと比べるとあまり重視されていませんが、想像以上に多くの器官や病気と関連性が高いのが肋骨です。
バストだけでなく、肋骨の歪みが気になる方は、是非せせらぎにご相談くださいね。
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